インフォネットには、働くママさん社員もたくさん在籍しています。どちらも大切な「子育て」と「仕事」の両立に取り組む彼女たちは、日々、どんな想いで働いているのでしょうか。
今回はそんなママさん社員たちに集まっていただき、今の暮らしやインフォネットへの思いなどについて、自由に語り合ってもらいました。
子育てと仕事の両立。今の働き方は?
吉田うちは子どもが2歳なので、今は9:00から17:00の時短勤務をしています。私が担当するプランナーは、案件によっては残業することもある職種なので、産休後に同じ仕事で復職できるかどうか、不安もありましたが、営業さんやプランナー仲間のサポートのおかげで、同じ仕事を継続することができています。
宮前私は16時までの時短勤務です。私が在籍しているデザインチームには、ママさん社員が多いので、子どもが保育園で熱を出したりして、急に早退しなければならなくなったときも、「大丈夫だから帰ってあげて」といってもらえます。本当にありがたいことですよね。
福島私は出産を機に一度インフォネットを退職しました。やはり子育てと仕事の両立に自信が持てなかったもので。でも、子どもが2歳になり少し落ち着いたころ、当時の上司にお声掛けいただき、パートで復職しました。15時までの勤務でしたが、子どもの成長に合わせて勤務時間を少しずつ伸ばし、正社員に復帰した今は17時までの時短勤務をしています。
平塚私は2年前、子どもが5歳の時に中途採用で入社しました。もともとフルタイムを条件に仕事を探していたので、時短勤務は選びませんでした。今は7歳になった子どもと朝一緒に家を出て、仕事帰りに学童保育に迎えに行って、一緒に帰るというのが1日のサイクルになっています。
仕事への復帰、不安は?
宮前産育休に入る前から、職場には働くママさんたちがいらっしゃったので、子育てしながら働くイメージは持っているつもりでした。でも、いざ復帰となると、ちゃんと両立できるかやはり不安でしたね。しかし、私の場合は両親と同居ということもあって、会社でも、家庭でもしっかりサポートしてもらえたので、かなり恵まれたほうだったのかなと思っています。
吉田子育てしていると周囲のサポートのありがたみがより身にしみますよね。私も子供がまだ小さかったので、復職の決断をするには勇気が入りました。職場の方々のサポートがあったから、少しずつ不安を解消できたのだろうと感謝しています。
福島私のいる福井は共働き率が高い地域なので、子育てしながらも仕事をするのが当たり前という感覚があります。出産のために一度は退職したけど、落ち着いたら何かしら仕事はするつもりでしたね。そんなときに以前の上司に声をかけていただき、時間の融通が利きやすいパートとして復職させてもらうことができたので、不安よりもありがたさの方が大きかったですね。
平塚私はしっかり考えた上でフルタイムでの入社を決めたのですが、ちゃんと両立できるか、不安がなかったといえば嘘になります。とくに、私が働くことで、子どもに負担がかからないようにするためにどうすればいいだろうということについては、ギリギリまで悩みました。それだけに、今も子どもに支えてもらって、働かせてもらっているんだなという思いはあります。
仕事に復帰して、良かったことは?
吉田育休中は子どもとふたりきりになりがちで、まるで自分と子どもだけが社会から取り残されているような不安を感じることがありました。仕事と子育ての両立は確かに大変ですが、「世の中とつながっているな」という安心感や充実感はありますね。
平塚私もそうだった!子育てに専念しているときは、社会とのつながりを実感しづらかったり、子育ての大変さが外の人たちに理解されないのではないかというネガティブな思いにとらわれることがあります。仕事をするようになって、同僚や役員など、年齢も性別も立場も違ういろんな人と接することができるようになったことで、気持ちの面で救われた部分があります。その充実感は、子どもと過ごすときの心のゆとりにもつながっているように思います。
宮前毎朝、子どもと離れる瞬間はやっぱりさみしいですが、仕事がいい気分転換になっているのは確か。集中して作業できる時間や、座ってコーヒーを飲める時間があるだけで、「ありがたいなぁ」と感じます。
福島やっぱりいろんな人と関わり、いろんな話ができるのが大きいですよね。私のいるデザイン部には、当たり前ですが、同じようにデザインを志した仲間がたくさんいるので、話もはずみます。あと、自分が一生懸命に仕事をしている姿を子どもに見せることができることが、子育てにもいい影響を与えてくれるような気もしますね。
仕事をする上で、工夫していることは?
吉田時短勤務で残業ができなかったり、保育園からの呼び出しで突然早退しなければいけなかったり、いろんな制約がある分、以前よりも時間管理にシビアになりました。なるべく周囲に迷惑がかからないよう、余裕を持ったタスクで自己管理をすることと、『報・連・相」を早めに行うことなどを心がけています。
宮前私も時間の配分と進捗の報告には気を使っていますね。急に抜けなければならないときに引き継ぎやすいように、今やっている仕事について、周りの人たちにしっかりと話すようにしています。
福島あと、自分自身の健康管理も大切ですよね。保育園に入ったばかりのころなんかはとくに、子どもはすぐ風邪をもらってきたりするので、それがうつらないように除菌や体調管理には本当に気を配りました。また、休めるときにしっかり休むことも大切。仕事も家事も、やるべきことは集中して『わー』と片付けて、しっかり休憩するようにしています。
平塚仕事のテクニックとしては、悩んでる時間を短く、手と頭を動かす時間を多くとる、こまめに上司に報告と相談をする、ということを心がけています。8割9割のクオリティの段階で先に上司に相談し、そこでアドバイスもらってブラッシュアップして10割に仕上げるほうが、方向性がぶれず、やり直しも少ないですね。
働くママにとって、インフォネットのいいところは?
吉田とにかく、周りの人が優しい!産休・育休から復帰したとき、いろいろ迷惑かけてしまうかもと不安だったところに、みんなから「おかえりなさい」といってもらえたときは本当にうれしかったですね。
宮前私も、周囲に恵まれているというのが1番かな。さっきもいいましたけど、私が在籍しているデザイン部は子育て中のママさんが多いので、仕事の引き継ぎなどに関する相談もしやすいですね。産休前、育休中、そして復帰後も、温かく見守ってくれていることを感じます。
福島ただ仕事を引き継げるだけじゃなくて、部内でそれぞれの案件の情報を共有する仕組みがあったり、周りも対応しやすい体制なんかもしっかり整っていますよね。
平塚あと、子育て中であることを、キャリアの上でのハンディと考えなくてもいい雰囲気があります。上司もメンバーも理解を示してくれるので、こちらも変に気負わずに仕事に集中できています。また、最近ではリモートワークの試験運用を試みてみましたが、場所や時間にしばられないで働ける環境の実現に関しても、準備が着々と進んでいるのを感じます。会社の、いろんな人が働きやすい環境をつくっていくという意思は、人事をやっていてもいろんな部分で感じています。
福島リモートワークのテストは本当に良かった!こんな働き方ができたらいいなと心から思いました。期待しています!
ママとして、社会人として、これからの目標は?
福島とにかく、今の仕事と子育ての両立を、これからもしっかりと続けていくということですね。子どもが大きくなれば、またいろいろと状況も変わるので、そんな変化に合わせて、できることを精一杯やっていきたいと思っています。
吉田私も長く仕事を続けることかな。もう少し子どもが大きくなったら、あらためて考えます。
宮前私は、コーディングもできるハイブリッドなデザイナーになるのが目標。社内には、「こうなりたい!」と思えるママさん社員の先輩も多いので、そんな方々に少しでも近づいていきたいと思っています。
平塚私は小学生の息子をひとりで育てるシングルマザーなのですが、
人事として、制度構築や福利厚生などを提案し、カタチにしていくミッションをいただいたことに何か運命的なものを感じています。子育てに限らず、頑張りたい人が自然に受け入れてもらえ、高いパフォーマンスを発揮できる組織づくりを推進していきたいですね。