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メガネや補聴器、サングラスを販売する眼鏡専門店チェーンとして、視力はもちろん、ファッションやライフスタイルに合わせた商品を提案するパリミキグループ。コロナ禍によって生じた株主や投資家との距離を埋め合わせるため、情報発信力強化の一環として、コーポレートサイトのIR・サステナビリティカテゴリの見直しに着手しました。
これまで抱えていた課題
IRコンサルティングによる効果
長引くコロナ禍により、リアルでの投資家とのコミュニケーションが困難な状況が続いていたこともあり、株式会社パリミキホールディングスでは、株主や投資家に対する情報発信ツールとして、より重要性を増していたコーポレートサイトのIR・サステナビリティカテゴリの見直しに着手しました。 これまでのコーポレートサイトは一通りの情報が網羅されている一方、一部コンテンツには2004年のサイト立ち上げ当初のものがそのまま流用されるなど、技術や内容、デザインのあらゆる点で今の時代に適したものではなくなっていました。そんな状況から持ち上がった今回のIR・サステナビリティカテゴリの見直しでは、これからの自分たちの情報発信において、まずは本当に必要な機能や構成について洗い出す必要がありました。実際にこのプロジェクトを担当した松本氏は当時のことを次のように振り返ります。 「新しい枠組みが必要なことは明らかでしたが、Webサイト制作の専門家ではない私たちには、課題感はありつつも、具体的にまず何から着手すべきか?といった課題への優先順位について明確なビジョンが描けずにおりました。そこでまずはプロの意見を仰ぎ、今の課題や優先的に取り組むべきことを把握するべく、インフォネットさんにコンサルティングを依頼したんです」
既存のIRサイトの分析を依頼しておよそ2ヶ月後、インフォネットからは詳細な分析結果が提出されました。これについて松本氏は、「現状のサイトの課題や、早急に改善するべき点などが、サイトマップ形式でまとめられていたことに加えて、他社の事例なども織り交ぜながら当社のIRサイトに必要な要素や、それによって期待できる効果が明確に説明されていたので、自分たちのやるべきことがすぐに理解できました。リニューアル計画全体のロードマップ作りにおいても、本当に大きな助けになりました」といいます。 また、この分析結果とともに提出されたのが、新たなIRサイトの骨格となるワイヤーフレーム(サイト構成原稿案)でした。これにより、実際の構築が非常にスムーズになったと語るのは、松本氏とともにリニューアルを手がけた下和田氏。 「分析の結果に基づいて考えられたワイヤーフレームのおかげで、何を優先するべきか、構成やコンテンツ全体をどうするかといった意思決定もスムーズでしたね。構築をお願いする外部のベンダーさんと調整もしやすかったので、その後のプロセスも円滑なものになりました」
こうして完成したコーポレートサイトの今後について、松本氏は次のようなビジョンを語ってくれました。 「株主・投資家の皆さまに対して、事業における方針や企業ブランドとしてのパーパスなどを示すことが大切な現在において、細かな情報はもちろん、自分たちの思いまでもお伝えできるサイトを実現できたことに、私自身、大変満足しています。時間の関係もあって優先度の高い部分から着手したので、まだ改善点や追加点の余地は残されています。今回の得られた知見を活かしながら、より充実したサイトを目指していきたいと考えています」 最後に下和田氏は今回のコンサルティングを次のように振り返ります。 「明確なIR評価基準に沿った分析をしていただいたおかげで、私たち自身、現状の課題と将来的な展望を明確に把握することができました。これだけの分析や作業を自分たちだけでやったとしたら、どれだけの時間と費用を要したか分かりません。インフォネットさんにお願いして本当によかったと思っています」
株式会社パリミキホールディングス
世界14の国と地域でメガネ、補聴器の店舗を展開しています。お客様や地域に合わせた「トキメキ」を感じる様々な店舗や商品、「あんしん」を感じていただける視力測定・眼鏡調整など、『「トキメキ」と「あんしん」でお一人おひとりをより豊かに』を実現するため、他にない新しい価値創造にチャレンジしています。
ご担当者様の声
組織マネジメント 総務 チーフ 松本 幸士氏 IR チーフ 下和田 未恵氏
未来に向けた企業の持続的な成長と価値創造のための情報発信のあり方について、私たち自身が多くを学べたことも、今回の経験で得られた貴重な財産です。
※文中の記述はインタビュー当時の内容です。
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